panpanya
2022年2月28日
最近読んで「おっ!」となった漫画
Panpanya先生の「魚社会」と「おむすびの転がる町」です。
どちらも短編集なのですが、まず何に驚いたかというと
フィクションなのかフィクションでないのか、区別がつきにくい点にあります。
おむすびの転がる町に登場した「カステラ風蒸しケーキ」のお話。
コンビニに売られていたカステラ風蒸しケーキにドはまりした作者。
どんどん入荷数が減っていくことに気づき、最終的にはそのコンビニや近所のスーパーからも消え始めます。
店舗に電話して問い合わせたり、お取り置きしてもらったりなど様々な手段を使って手に入れていましたが──。
たった一つの菓子パンを巡るノンフィクションストーリーでこれは
「おむすびの転がる町」から「魚社会まで」続くお話。
このお話が完全フィクションの物語の間に挟まれることによってちょっとありえない描写
本当にあったことではないのかと錯覚を起こしてしまうのです。
ポップな絵柄で描かれるキャラクターと緻密に描きこまれたリアリティあふれる背景
の組み合わせも癖になり、panpanyaの世界に惹かれます。
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