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水墨画のはなし

2021年3月13日

「水墨画制作のための 四季の画賛」

 

時代は中国古代から近代までの画賛と書き方を収録。

 

画賛とは、中国では人物画にちなんで制作された文章。

対して日本の画賛とは絵の上部など余白に書かれた詩文などのことを指します。

 

日本と中国で意味合いが少し変わっていておもしろいですね。

 

殷の時代より墨は使用されていたとされ、漢の時代には墨を使った絵画があったといわれています。

のちに墨の濃淡で表現した絵画が表れ始め、水墨画は唐時代に山水画という技術として確立しました。

 

日本では奈良時代前後に墨画などが見られるようになります。

その日本において室町時代に活躍した水墨画家が雪舟です。

 

彼の逸話にはこんなものがあります。

幼い日の雪舟は絵ばかり好んで経を読もうとしません。その為寺の僧は雪舟を仏堂の柱にしばりつけます。しかし、幼い雪舟が床に落ちた涙を足の親指につけ床に鼠を描いたところ僧はその見事さに感心し、雪舟が絵を描くことを許しました。

 

その後狩野派から師と仰がれ神格化される雪舟ですが、このころから神童ぶりを発揮していたのですね。

 

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