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文庫?新書?本の種類とその基準について

2022年9月8日

文庫?新書?本の種類とその基準について

 

文庫と新書、似ているようで違う小型の書籍。

選びやすくするため、今回はその文庫・新書の違いと特徴、基準について紹介します。

 

まず、小型本は、大きく文庫と新書にわけられます。

その中でさまざまな種類が「日本十進分類法」の基準によってきめられています。

 

文庫本って?
 

文庫本は、多数の読者が見込まれる書籍を収めた小型の本のことです。

文庫本のような製本方法を「並製本」といいます。

表紙と本文の大きさが同じで、表紙の用紙も固くなく、柔らかいもの、いわゆるソフトカバーと呼ばれているものです。

版型に違いはありますが、イギリスやアメリカにおけるペーパーバックと同等の普及版書籍となります。

1927年創刊の岩波文庫が古典の普及を目的として発刊したのが最初の文庫本といわれていて、

戦後には多数の出版社から出されるようになりました。

既刊書籍の普及のための再刊が文庫本では多数を占めますが、文庫本のための書き下ろしなども活発化しているのが現状です。

文庫本の中には、映画化やドラマ化されたものなどもあります。

また文庫本だけのポイントとして裏表紙に「あらすじ」が書かれています。

文藝春秋では15文字×10行、新潮社は15文字×12行、KADOKAWAでは14文字×14行といったように文庫本ならではの文化があります。

 

新書とは?
 

新書と新刊を混同してしまうことがありますが、新書は文庫と同じく小型の本のことを指します。

新書は、主にノンフィクションを扱う「新書」「ブックス」と、フィクションを扱う「ノベルズ」の2つに分けることができます。

通常、新書にはコミックスは含まれず、学問の解説や入門的な内容であることが多く少し専門的なものとなっています。

文庫より少し大きく、軽い教養ものや小説などをおさめた本という定義となります。

日本では、1938年に発行された岩波新書が新書の始まりといわれています。

当時発売された新書には、現代的教養を追求するような内容が多く、学生や知識人を中心に人気となりました。

この岩波新書の成功がきっかけとなり、新書という言葉が定着し日常的に使われるようになったようです。

そのため、

新書にはノンフィクションの教養系が多いものと考えられます。

 

文庫と新書の基準について
 

それでは、文庫と新書はなにがどう違うのか、知っているでしょうか?

 

〇サイズによる違い
本はその内容によってふさわしいサイズ(判型)が決まっています。内容に適切なサイズを選ぶことで、1ページに収まる文字数や
文字サイズが内容に適切なものになります。判型は、本の縦と横の長さで決められています。ただし、本の厚みは対象に入りません。

  ・文庫
   A6判、105×148mm、角川文庫、新潮文庫といった小説の文庫本に使われる本のサイズ(判型)がA6判です。

  持ち運びしやすい大きさなので通勤中や外出先での時間つぶしに文庫本をカバンの中に入れているという方も多いのではないでしょうか。

  本棚に収納するときも、スペースをとりません。

  価格も1,000円未満と手頃な値段のものがほとんどです。

  持ち運びやすく、購入しやすい、収納しやすい、サイズの本といってよいでしょう。

 

 ・新書
   103×182mm、105×173、新書は新書判というサイズになり、文庫本よりも縦に長い印象で、文庫本と比べると装丁もシンプルなものが多いようです。

  収納のしやすさなども文庫と引けを取らないのではないでしょうか。

 

〇ジャンルによる違い

文庫・・・小説や古典などの文芸書が多い。単行本で出版された小説等がのちにこの文庫携帯で販売されより広く読まれることになります。
多くの人に普及することを目的として文庫本は作られているため、価格も単行本の半額以下の場合が多いことが特徴です。
  

新書・・・社会の関心事や教養、専門分野を解説した書籍が多い。
新書は書き下ろしを中心とした軽めの内容の読み物を収めており、

文庫を縦に長くしたような形になっています。

代表的なものは岩波新書や新潮新書。

政治や経済、学問、社会時評など、特定の分野の専門的な知識をまとめた専門書なども含まれる。

 

本のジャンルを知ろう!

 

本の内容ごとに分けられるジャンルは大きく10種類に分類され、種類ごとに並べられているのが図書館です。

書店では大まかにまとめられ、店舗ごとに配置しやすいように並べられているのが一般的です。

本の種類やジャンルを知っておくと書店などで本を購入する際もスムーズに探すことができるようになります。

 

・0総記

・1哲学

・2歴史

・3社会科学

・4自然科学

・5技術

・6産業

・7芸術

・8言語

・9文学

といったようにわけられます。

 

次に、細かく概要をまとめてみました。 

 〇文芸
  文芸書はもっともポピュラーな「読み物」で、代表するものといえば小説です。

  そのほかエッセイ、詩歌、短歌、俳句、戯曲など
 
 〇ビジネス書
  経済や仕事(一般企業)に関する本が分類されます。

  ビジネス書には、仕事にかかわる諸々の本が含まれますのでジャンルが明確とはいえません。
 

 〇専門書
  人文科学、社会科学、理工科学、医学、芸術など、専門的な内容を持った本の総称です。
 

 〇実用書
  実用書は、生活にかかわるような、何か身近な目的があって読む本です。

  健康、料理、育児、趣味、スポーツ、美容、冠婚葬祭など多岐にわたります。
 

 〇雑誌
  雑誌は季刊(季節に刊行されるもの)、月刊(毎月決まった日に刊行されるもの)、週刊(毎週刊行されるもの)など、定期的に刊行される定期刊行物のこと。

 「会社四季報」や「留学ジャーナル」は季刊雑誌、「MEN’S NON-NO」「an・an」などは月刊雑誌、

 「週刊少年ジャンプ」「週刊文春」などが週刊雑誌となります。
 

 〇コミック
  コミックは、マンガの単行本のことです。

  便宜的にゲーム攻略本やライトノベルの本をこのジャンル、売場に含むことがあります。

  雑誌やコミック、文庫、新書については多くの書店でそれぞれ独立した売り場になっていて、

  さらに出版社や本の内容によって区切られ、コーナー分けされていることが多いです。

 

 

まとめ
 

文庫と新書の違いや基準をみてきました。知っておくと本選びの参考になります。好みの本を集める際にも本のそれぞれのサイズを把握
 しておくことで、無駄なく収納できる本棚を用意することができたり、ジャンル別にキレイに整理したいときに役立ちます。
 本好きの方はもちろん、あまり本を読まないというひとでも、いざというときに役に立つでしょう。これを機に覚えておくといいかも
 しれません。